住宅の採光に関して

最終更新: 2019年10月19日



今年、長野県で設計監理を終え、引き渡しを行ったコミチノサキノイ・カフェの模型です。

この計画地は南側に高層の建物があり、南側の採光が見込めない敷地条件でした。




パソコンによる、日当たり検証図です。

グレーの部分が計画地で、水色の部分が高層の建物の影です。

季節や時間で、変化はありますが、一番寒い時期での検証です。

当たり前ですが、計画地は殆ど影で埋め尽くされます。





マイホームを計画の方々にお話を伺うと、南側採光の話は必ずと言っていい程出てきます。

現在では、地域性を関係無く南側に窓を設けて、建築する事が一般的になっていますが、

建築家、設計者としては疑問を感じます。


この様な敷地条件の場合は思い切って、北側採光の計画としています。

建主としては、暗い家になってしまうのでは?と心配かと思いますが、

美術館などの直射日光を嫌う建物では、北側採光が一般的です。

照明の力も有りますが、柔らかい明かりが満ちているかと思います。




竣工写真です。

天窓も角度を調整して計画。

柔らかい光が落ちています。


北側採光でもこれだけ明るい空間が確保出来るのです。

直射日光による、床材の劣化も軽減出来ます。


この様な計画地は、一般的な価格よりも安価な傾向にもあるので、敷地条件を考慮して、正しく建築すれば、結果的に価格も抑えられます。


敷地探しからの相談もお受けしています。計画にお困りの方もお気軽にお問い合わせ下さい。






042-981-8009

〒350-1226 埼玉県日高市中沢519

©2019 by 坂利春建築研究所.