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  • Toshiharu Saka

無垢のフローリング



今回は床材のご紹介です。

近年、建築の材料を見直し、自然素材の家づくりも多くなってきた関係で、無垢材の床材にも注目が集まっています。

「無垢」の定義は業界人同士でも、職人同士でもニアンスが違う様に感じています。

私は、「自然のまま」や「化学物質を使用していない」などを定義としています。

それで言うと石材や、鉄も入るかな...とも考えてはいます。


話が少し逸れましたが、上の写真はリノベーションで使用した杉の床材です。

所々、節を埋めてあるので高価なモノではありませんが、色合いは白く、「新しい木」といった感覚を与えてくれます。


杉材は軽く、柔らかいので傷が付きやすいのですが、需要も多く、安価で手に入り易く、もちろんアジも年々出てきます。




次にヒノキの床材です。

写真は、私の実家の床です。築30年弱なのでアジが出ています。

多少のワックスは施してありますが、人の油、汚れがこの様な表情を表します。

木目は杉とよく似ています。ヒノキには防虫効果や水に強い特性があるので、お風呂場や構造体の土台としても用いられます。




最後に、現在私が暮らしているログハウスの床材です。

樹種はおそらくパイン材(マツ科)だと思います。

注意して頂きたいのが、傷の多さです...

無垢の床材は傷が付きやすいのですが、ウチには猫が三匹いるので尚更です。


私は、あまり傷を気にはしていませんが、傷を気になさる方は既製品のフローリングをオススメをしています。

もちろん、既製品のフローリングでは表現出来ないナチュラルな感じや、そもそもの木の性能(調湿性など)はオススメはしたいです。


無垢材、既製品のどちらが良い悪いでは無く、その時々の価格や用途など、複合的に考えて弊所では素材の提案をしています。


猫の話も少し出ましたが、ペットが滑らなくて無垢材の床は良いとの意見も伺いますが、ウチの猫は滑っているので、樹種にもよるかと思いますが、既製品のペット用フローリングやカーペットの方が良いのでは...?とも体感しています。


家づくりを考える時に、間取りの事も勿論ですが、素材の事やその後のメンテナンスも考えて、日々丁寧に設計を行なっています。