こちらは現在、長野県で実施設計中の、土間の家の構造模型です。
通常は、ホワイト模型の製作で済ませてしまうのですが、
土間の家は「真壁」(内部にも柱が見える)なので製作しました。
真壁の逆は「大壁」といい、現在主流の建築空間となります。
(内部に柱が見えない空間)
弊所としては初めての真壁での建築なので、製作して良かったと思います。
木造の構造が図面では分からない箇所も明示されるので、
非常に重宝しています。
普段「大壁」に甘えていたな...と痛感しています。
土間の家はどちらかというと伝統建築の部類に属します。
他方で、現在埼玉県の滑川町で計画を進めている注文住宅は、近代建築の部類です。
弊所を設立して4年目となりますが、
まだまだ、弊所の「いろ(色)」が決まりません。
4年目なので当然ですが、多くの事を任せて頂いているので、特に気に留めていません。
住宅、店舗と異種で有りながら建築・インテリアとしては同様のものとなりますので、
これからも、ラインを引かずに色々とチャレンジさせて頂ければと思います。
その過程で、何十年後、弊所の「いろ(色)」が定まれば良いかなと。
もしかしたら、定まらない事が良い事かもしれませんが。
以上、土間の家の紹介でした。
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